絶賛W杯中ですが、例年になく盛り上がりに欠けると思われました。
今や日本代表に選ばれるには海外クラブに所属していなければ難しい時代で、そのせいで日本代表のメンバーはJリーグファンからすれば全く知らない選手ばかりになりました。
往年の日本代表戦はオールスター的な楽しみもあったのですが、最近はそんな感じではなくなりましたね。
これまでのW杯は国民的行事のようで、テレビを中心としてとても盛り上がりを見せていました。しかしこれだけ楽しみが分散した世の中では、ごく一部の人たちが盛り上がるだけのイベントになってしまいました。しかも出ている日本代表の選手はほとんどが既に日本におらず、普段の活躍の機会を見ることもない。もはやこのご時世、国民的イベントなんて考え方が古いのかもしれません。しかもサッカー界は監督の更迭や不可解な選手選考、監督人事の疑念など、政治的なイシューばかりがクローズアップされる不思議な状況です。
とはいえ、初戦でまさかのドイツに勝利。ブラジル、アルゼンチン、そしてドイツあたりには、逆立ちしても勝てない印象がありました。明らかに遊ばれるブラジルとアルゼンチン、たとえうまく戦えたとしても強い速い高いを兼ね備えて脈絡もなく点をとるドイツ、このあたりにはどうしても勝てないイメージでした。
実力でいえば確実にドイツが上でしょう。それでも勝てる可能性があることがサッカーの面白みです。この調子でコスタリカ戦にも勝利し、決勝トーナメント進出に望みをつないで欲しいです。
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